Eチーム:平成26年2月23日(日)

TM(4試合)場所:加東市佐保パナソニックグラウンド 試合結果はこちら

 エストラージャ様ありがとうございました。また、保護者の皆様、送迎と応援お疲れ様でした。

 本日のテーマは『スペースに移動して(マークをはずして)ボールを受ける動き』をすることでした。試合には勝利し、得点を重ねるにつれてボールを要求する声もだんだん出ていたような印象ですが、みんなはテーマ通りの動きが出来ましたか?

 

 コーチが気になったのは、練習の様子です。試合前の練習で2VS2+1(KPもしくはDF)をしました。次のようなことを意識するよう話しました。

 

【攻撃側】

(1)ボールを持っている味方のパスコースへ移動すること

(2)マークについたDFを振り切ってからパスを要求すること

(3)フェイントやスピードの変化をつけてDFを振り切ること

【守備側】

(1)FWの動きを制限する(邪魔になる)距離でマークすること

(2)FWに振り切られないようにしっかり付いていくこと

(3)マークに付いてないDFは味方が抜かれたときに対応できる

               、もしくはパスカットできそうな位置にいること

図① 動かないとプレスをかけられる
図① 動かないとプレスをかけられる

 この練習を見ていて、みんな〝素直で優しい″なと感じました。日常生活では良いことなのかもしれませんが、サッカーではどうでしょうか?

●FW 攻撃側 ●DF 守備側

 FW(攻撃)の時、立ち止まったまま「ヘイヘイ」とパスを要求している人がいました。相手DFにマークされていたら、ボールが来た瞬間を狙われてしまいます図①。相手をだましてフリーなスペースに素早く移動してからボールを受けた方が、次の攻撃につなげることができますね。図②、③

図② FWはスピードの変化をつける
図② FWはスピードの変化をつける
図③ DFは振り切られないように
図③ DFは振り切られないように

 また、DF(守備)の時、1VS1でマークに付ける状況なのに5mくらい離れた場所で相手FWを見ているだけの人がいました。相手にプレスをかけるのが遅れて、きれいにスペースにトラップされてしまいますね。すぐドリブルで振り切られたり、シュートを打たれてしまいます。(図②の●2、図3の●3)相手の邪魔にならないとマークについていることになりません。

 サッカーは、自分が少しでも有利な(フリーでいる、ゴールに近い)状況でボールを受けること、相手に少しでも不利な(マークしている、ゴールから遠い)状況でボールを受けさすこと、その繰り返しでチームの勝利に近づくことが出来るスポーツです。チーム全員がその〝少しでも″を意識した動きをできるかできないかで、これから強いチームになるか弱いチームになるかが決まります。

 

 上の1.2.(1)~(3)を意識して、日頃のチーム内の練習から〝厳しい″サッカーをやっていれば、試合の時に「あれ?いつもと違う。思い通りのサッカーができないぞ」と相手チームを驚かすことが出来ます。チーム内の競争も生まれます。

今試合に勝てていることに油断しないで、もっと自分が上手に、もっとチームが強くなるために1回1回の練習に本気で取り組んで行くことが大切です。

 

プチMVP

そうへい:本日得点王!!!(8点)こうき(7点)との激しい得点王争いを制しました。

みやはる:試合後チームメイトに声をかけ、プレーの確認をしていました。

      みんなもどんどんやっていきましょう。

Eチーム 鎌田